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人事考課の目標管理(その1)目的は?

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会社を経営する上で欠かすことが出来ない「人事考課」とは、そもそもどういうことなのでしょうか。
特に目標管理とはどういう目的で行われるのでしょうか。

■「賃金」「ポジション」「人材育成」

人事考課は、従業員の能力や業績、貢献度を測ることにより「賃金」や「ポジション」を決定するものです。
加えて、人事考課は単なる評価の仕組みだけではなく、会社と従業員を育てる仕組みでもあります。
現在は人事考課の結果を元に「人材育成」に活かしている企業が多くあります。
正当な評価で適切に処遇し、目的にあわせて育成することで、会社と人をより発展させましょう。

■目標管理は目標による進行管理制度

目標管理という制度は、1950年代にピーター・F・ドラッガーが提唱したとされています。
従業員が漫然と仕事に向かうのではなく、目標を設定することで大きな成果を期待するものです。

ではなぜ目標管理が活用されているのでしょうか?

目標管理の大きな目的の一つとして「自己統制」があります。
上司から言われたから動く、会社が決めたから動くでは会社全体としての業績向上には限界があります。
各自に目標管理をさせることで、「自分がするべきことを理解させ、その進捗状況を自分自身で管理する」ことが出来、自主的に自分自身の考えで行動できる人材を育てることが出来ます。
自分自身で目標を立てて自分自身で管理することで、その従業員にとって「やらされている仕事」ではなく「自分がやっている仕事」となり仕事へのモチベーションアップに繋がります。

つまり、目標管理とは、「自分が目指す目標も進捗状況も自分自身で管理させ、自己統制が出来ているのかを上司がチェックする」ということが大きな目標なのです。
これにより、上司は部下が何を目指しているのかが明確に分かるため指導をしやすくなるだけでなく、組織全体の目標の明確化や人材育成も出来一石二鳥にも一石三鳥にもなるのです。

■目標管理の「目標」と「管理」の意味

では目標管理の中の「目標」と「管理」はどのようなものを指すのでしょう?

上記でも述べましたが、目標管理は目標による進行管理のことです。
従業員がどのような目標を立てたのかという、目標そのものを管理する制度ではありません。
つまり「目標」と「管理」は分けて考える必要があります。

まず「目標」です。
目標を設定する上で大切なことがあります。
それは、「組織と個人の目標に統合性があること」「従業員の能力を考えた時、チャレンジ性がある設定値になっていること」の2点です。
設定する目標が組織と違う方向を向いていれば会社として全く意味のない行動になってしまいます。

また、簡単に出来る程度の設定値であれば、従業員は楽をし、成長は見込めません。
そのため、目標は上司が一緒になって考えてあげる必要もあります。
ただ、ノルマのように上司から一方的に押し付けてしまってはモチベーションの低下に繋がります。
組織の目標や、上司が客観的にみた部下の能力値などを元に、上司と部下が納得の上で設定しましょう。

次に「管理」です。
目標管理での管理とは、「従業員を上司が管理する」という意味ではなく、「従業員が自分自身の目標に対して、自分の行動や進捗状況を自分自身で管理する」ということです。
従業員は自ら掲げた目標を達成するため、自主的に自分の行動や進捗状況を管理して行くことになります。
上司は基本的には自主性に任せながら、従業員がきちんと自分の目標に対する行動を管理できているのかをチェックします。

つまり、従業員と上司では管理の意味合いが違ってくるということを理解する必要があるのです。
その上で、会社の目的と従業員の自己実現、人材育成を同時に達成できるのが、理想的な目標管理です。

 


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FintechPost 編集部
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